志望動機 新人看護師1年2年目の転職 

経験が浅いことをネガティブに受け取らえない!

念願の看護師という仕事に就いたとしても、誰もが夢見た環境で仕事が出来るとは残念ながら限りません。看護師の新卒での離職率もどうしても女性が多い職場ということもあり、看護師間でもいじめもあるのも事実です。1年目、2年目の新人看護師の退職・転職の成功ポイント のページでも紹介していますが、新人の看護師の離職率も残念がら高い数字になっています。

ただ、まだ経験も浅く、アピール出来るポイントもないまま、どうやって転職活動を進めればいいのか悩んでいる新人の看護師の方も多いでしょう。

どうしても、新卒で1年以内、もしくは2年以内という短期間での退職はよほどの理由がない限りはポジティブな理由とは認識されづらくなります。
しかし、決してネガティブに受け取らえてもいけません。ここでは、ネガティブになりやすい新人1年目、2年目の新人看護師さんの転職の為に合格率をアップさせる志望動機例を解説します。

看護技術よりもやる気をアピール!

まずは、新人はやる気・前向きな気持ちが大事です。面接では第一に「仕事に対してのやる気」を伝えるようにしましょう。新人の看護師さん、特に1年以内の短期間で辞めた看護師さんは、正直なところ、最低限の看護技術のみで、実践で使える看護技術はほとんど身についていません。その状態で看護技術をウリにするのはNGです。

病院側も、即戦力というよりは伸びシロを重視して採用しますので、若さとやる気をアピールするようにしましょう。 その際は、具体的にどのような看護師を自分は目指しているのかをアピール出来るように、必ず整理をしていきましょう。

教えてもらう姿勢ではなく、積極的に自ら吸収して学んでいくという姿勢が大事です。

退職理由は正直に!でも、言い方・伝え方を考えて!

100%必ず訊かれるのが、前職の退職理由です。
退職理由は正直に話すようにしてください。

  • 前職の病院での教育制度が自分に合わなかった。
  • プリセプターから辛く当たられて、精神的に追い詰められてしまった。
  • 職場で悪質ないじめにあった。

など、自分が退職に至った理由を正直伝えるようにしましょう。もちろん、それを解決するためにどういう事をしてきたかも伝えるのも大事です。結果として退職という形になりましたが、それまでの過程もキッチリ伝え、あなたの人間性の良さを面接官に伝えるようにしましょう。

前職の退職理由をそのまま次の職場の志望理由に変える!

志望動機は前職の退職理由を元に組み立てていくと伝えやすくなります。

前職の病院での教育制度が自分に合わなかった。
自分としては、◯◯◯に興味があるため、貴院の◯◯◯に力を入れた教育制度に興味があり、貴院を志望しました。
◯◯◯の経験を積み、一日でも早く貴院の医療チームの一員として貢献していきたい。

といった形で、前職の退職理由をそのまま、志望動機に繋げてしまうといいでしょう。

志望動機、自己PRともに、一度ストーリーを組み立てたら、第三者の人に訊いてもらい辻褄が合わない部分がないかどうか、伝えたい部分がしっかりとアピール出来ているかどうかなど、アドバイスをもらうといいでしょう。

身近にそのような人がいないようでしたら、求人会社のコンサルタントなどを利用し、アドバイスをもらうのがおすすめです。新人の看護師の転職も扱っているプロのコンサルタントから適切な意見をもらうのも転職成功への近道となります。

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