男性看護師の転職・退職の成功ポイント

女性の比率がとても高い看護師。近年のデータでも看護師の男性比率は、正看護師、准看護師共に6%程度しかいません。そのため、同僚で同じ男性の看護師がいないため、仕事の悩みもなかなか相談しづらい方も多いのではないでしょうか。

本ページでは、男性看護師ならではの年収、給料について解説します。

男性看護師の悩みの多くは年収、給料

世間一般的に、男性看護師の配属先としては精神科が多いと言われています。というのも、精神疾患を抱えている患者さんも相手にするので、時には暴力的な行為を受けることもあったり、どうしても力づくで静止されなくてはいけない場面があったりと、男性の力が必要な場面が多いためです。

しかし、精神科だと給料面でどうしてもネックになってしまいます。夜勤がほとんどないため、時間外手当(残業代)が出にくいためです。

基本的には、患者さんの症状の重さによって危険手当もつきますが、時間外手当の分を賄えるほどの手当がつく場合は少ないようです。また、都心以外では手当そのものがない病院もあります。そのため、結婚などを機に、将来の収入に不安を覚える男性看護師も少なくありません。

とは言え、精神科以外だと、同僚に男性看護師がいないため、他の科で働くのは、、、という問題もあります。

同じ精神科でも、現状の条件よりもいい求人は必ずあります

精神科勤務のままで、年収、給与を上げるのにおすすめなのは、ずばり

  • 精神科専門の病院
  • 病床数の多い、民間が運営している総合病院の精神科病棟

です。

精神科専門の病院が男性看護師におすすめの理由

精神科専門の病院の特徴としては、待遇面の良さです。
給与の基本給のベースも高めに設定されている上、危険手当もしっかりつく病院がほとんどです。また、精神科のプロフェッショナルが揃っているため、例えば看護師以外の資格として、心理カウンセラーなどを目指す人も多く、将来的に役に立つスキルを身につける事ができます。ただし、精神科専門の病院は小規模の所が多く、求人自体もとても少ないので、こまめに求人をチェックすることが必要です。

精神科専門の医院は、将来的にずっと看護師だけでやっていけるか不安を感じている男性看護師にもおすすめです。

民間の総合病院の精神科病棟が男性看護師にお勧めの理由

民間が運営している総合病院は比較的、基本給が高く、経営も安定しているためボーナスのベースも高い傾向にあります。また、精神科だけでみても、勤務している看護師が多いため、精神科専門の病院よりも求人が多いのが特徴です。

しかし、同じ民間の総合病院でも、給与体系などはけっこう変わってくるため、採用条件などをしっかりと確認する必要があります。

男性看護師の転職には人材紹介会社を利用すると便利

精神科専門の病院を働きながら自分だけで探すのはほとんど不可能に近くなります。条件のいい求人はすぐに採用が決まってしまいますし、採用担当がいない専門医院では採用は人材紹介会社経由のみの場合も多くあるため、ハローワークでは紹介されていない求人も人材紹介会社に相談するとすぐに紹介してくれる事も多くあります。

また、民間の総合病院の希望の場合も、採用担当に細かな給与面などを訊くのは、採用にひびくのでは・・・となかなか訊くことが出来ない場合もあります。その点、人材紹介会社を利用すると担当のコンサルタントが代わりに交渉してくれるので、求人の条件よりも逆に高い給与で採用されるということも、多々あります。

男性看護師の転職の相談には、ナース.jp.netの口コミでも、サポートの満足度が高い会社がおすすめです。

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