試験要項の見直しなど協議 岩手県、看護師確保検討委

 県医療局は22日、看護師確保対策検討委員会の初会合を盛岡市内で開き、2015年度看護師採用試験の実施要項について、U・Iターン者へのPR強化策を盛り込むなどの答申案を承認した。

 県立病院の病院長や総看護師長、医療局職員ら計9人が委員として参加。委員長に県立宮古病院の佐藤元昭院長を選任した。

 医療局が実施する15年度看護師採用試験の実施要項の見直しについて協議。▽一般教養試験を看護師専門試験に切り替え▽東京都への面接会場設営▽被災地勤務枠の設定―などを盛り込んだ答申案を承認した。

 今後、若手看護師のワーキンググループからの意見を加えた上で医療局に答申する。

 検討委は計5回開催し、次回6月20日は離職対策について協議する。

(参照サイト:岩手日報

追記コメント|看護師の転職・復職サポート!ナース.jp

岩手県も看護師の確保についに本腰をいれた模様。
地方の問題としては、地方から首都圏の看護学校に通った看護師が地方に戻らずにそのまま首都圏で就労してしまう事。
Uターンで地元の病院に戻ってきてもらう施策を早めに実施して欲しいですね。

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