病状による区分

病状による区分は大きく分けて以下の4つに分けられる。

急性期
症状・徴候の発現が急激で、生命の危機状態にあり、経過が短い時期のこと。
手術による症状が急激に現れ全身管理を必要とする時期でもあり、注意が必要。

回復期・亜急性期
患者の生命の危機状態から脱して、症状が比較的安定に向かっている時期のこと。
機能障害の程度に応じ、日常生活・社会生活に適応を促す時期でもある。

慢性期
症状・徴候は激しくないが、治癒することが困難な状態が長期間に渡り、持続する時期。
長期間の管理、観察、あるいは治療、看護が必要とされる時期。

ターミナル期
病気が治癒する可能性がなく、近い将来(およそ3~6ヶ月)に死を迎える時期。