内科系診療科・内科とは

内科系診療科・内科とは

内科系診療科とは、呼吸器疾患、消化器疾患、循環器疾患を中心とした診療科のことを指します。

厚生労働省の医療施設調査による分類では、内科、呼吸器科(呼吸器内科)消化器科(消化器内科)、循環器科(循環器内科)、アレルギー科、リウマチ科、小児科、精神科、神経科、神経内科のことを『内科系診療科』と呼びます。

ただし、診療科の標榜の区分けは、各医療機関の病床数によっても異なることがあります。
小さな診療所や中小の病院では、循環器内科より内科を標榜した方が患者さんを呼ぶことができるためです。

例えば、循環器専門の医者でも、小さな診療所では内科の診療を行い、大きな病院の診察では循環器の専門外来を行ったりしています。

一方、大病院では一日の診察で数千人の患者さんを診ることになります。
そのため、外来を細分化して専門分野毎に分ける事が多くなります。ただし、患者さんの判断で最初から各専門の診療科を受診するということは難しいため、一般的には内科を総合診療科として患者さんに受信していただき、内科の診断結果で各専門の診療科への振り分けを行うという流れが一般的になります。

内科系診療科・内科まとめ

・内科系診療科とは、呼吸器疾患、消化器疾患、循環器疾患を中心とした診療科のこと。
・小さな診療所では、内科ですべての循環器疾患・呼吸器疾患を診る場合が多い。
・大病院での内科は、総合診療科としての役割を担う。

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