日本に派遣する看護師・介護福祉士の候補者、2期生募集

 ベトナムの労働傷病兵社会省海外労働管理局は28日、在ベトナム・日本国大使館などと協力し、日本に派遣する看護師・介護福祉士候補者の募集に関するセミナーを開催した。28日付バオモイが報じた。

 今回は第2期生180人を募集する。候補者は、まず国内で12か月間の日本語研修を受け、日本語能力試験N3(日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができるレベル)の取得を目指す。食費や住居費などの生活費は日本政府が援助する。N3合格者は日本に渡航し、さらに12か月間日本語研修を受けた後、病院や介護施設に配属される。

 海外労働管理局によると、2012年に選ばれた第1期生150人は現在、紅河デルタ地方フンイエン省で日本語研修を受けている。11月末に実施される日本語能力試験を受け、N3合格者は2014年2月に医療機関などとのマッチングを行う予定。

 日本渡航後は研修を受けながら就労する。在留期間は最大3~4年間。基本給は看護師が13万~14万円、介護福祉士が14万~15万円。この他に手当てなどが支給される。

追記コメント|看護師の転職・復職サポート!ナース.jp

台湾出身の看護師二人が入職したというニュースもありましたが、ベトナムからも看護師候補を受け入れるというニュースが出ました。
日本政府が全面援助し、日本語研修にも12ヶ月しっかりと研修を行い、日常会話レベルでは不足ない日本語レベルを目指すとのことです。患者さんの中には高齢の方も多くいらっしゃいますので、日本語がしっかりと話せる事が前提となりますが、今後こういった外国の看護師の方が増えて少しでも看護師の方の負担が減ればいいですね。

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