新人看護師の患者さんへの対応方法

病院にはお子さんからご高齢の方まで様々な年齢層の患者さんがいらっしゃいます。当然、看護師として患者さんに合わせた対応も必要となります。新人の看護師さん向けに、患者さんの年齢ごとにどういう対応が求められるのかをご紹介します。

幼い子どもの患者さんの対応

まだ幼いお子さんは、不慣れな病院の雰囲気、病気、怪我に対する不安を抱えているため、普段よりも敏感になっています。そのため、特に小さな子供への対応は、優しく子どもの目線にたった対応をすることが必要となります。お子さんの患者さんと接する機会が多い場合は、子どもに人気のキャラクター(妖怪ウォッチやポケモン、ドラえもんなど)が描かれたグッズを使うなども子どもの不安を取り除くには効果的です。

子供の患者さんを呼ぶ際には『◯◯さん』と苗字で呼ぶのではなく、『◯◯君』『◯◯ちゃん』と呼ぶことも多くなるかと思います。近年は、子供のプライバシーにもうるさくなっています。その為、下の名前で呼んでも構わないか、事前に親御さんに確認しておくほうがいいでしょう。また、小さなお子さんの患者さんの場合は、親御さんとの関係もしっかりと築く事も大切です。子供の病状や処置については基本的には保護者であるご両親への報告がメインとなるためです。

逆にある程度、自分の病気について理解できるようになった年齢のお子さんの場合は、子供にも分かるように治療内容や病状を説明することも必要となります。どうしても子供が嫌がる注射や点滴などを打つ際には、『悪い病気をやっつける為にお注射を打つからね』『お熱がでてつらいから、ラクになるようにお熱を下げる点滴をするからね』など、子供にも分かる表現で説明するようにしましょう。

高齢の患者さんへの対応

ご高齢の患者さんはどうしても身体が不自由な方も多く、耳も遠い方もいらっしゃいます。看護師としてご高齢の患者さんに接する場合は、いつも以上にハッキリとした口調で分かりやすく丁寧に説明することが大切です。例えば医療用語をそのまま伝える事や、カタカナの薬名などを読み上げるなどは高齢の患者さんに正しく伝わらないことが予想されます。ご高齢の患者さんに説明した際に必ず正しく理解して頂けたかを確認するようにしましょう。

また、トイレに行く際や、立ち上げる際には一言、『身体を支えましょうか』『私につかまってください』など、優しく声を掛けてあげる事も大切です。しかし、『おじいちゃん具合はどうですか?』『おばあちゃん体調は大丈夫?』など、『おじいちゃん』『おばあちゃん』という呼称で呼びかけるとお年寄り扱いされたと、不機嫌にさせてしまうこともあります。ご高齢の患者さんを呼ぶ際には他の患者さんとどうように苗字で呼ぶようにしましょう。

患者さんへの対応の基本マナー

すべての患者さんへの対応で大切な事は、患者さんの不安を取り除けるような親しみの持てる笑顔です。看護師さんは『白衣の天使』。患者さんの心の不安・緊張を少しでも取り除けるような笑顔で患者さんと接することが大切です。

また、入院患者さんは基本的にはベッドで横になられている方がほとんどです。ベッドで横になられている患者さんと会話をす際は、患者さんの目線になるようにしゃがんで話しかけるように。また、その際もいつも以上の笑顔で接するといいでしょう。患者さんの目をみて笑顔を忘れずに。