看護師1年目の悩み、新人ならではの辛い体験

悩み・辛い体験

この記事で伝えたいこと
この記事は、毎日つらい思いをしている1年目の新人看護師向けに書きました。

今まさにこの記事を読んでくれているあなたも、毎日、職場でつらい思いをしていることだと思います。

 

『新人はつらくて当たり前』『みんなそうやって成長してきたんだ』だと周りから言われ、『そういうものなのか・・・』と、我慢している方もいると思います。

私は以前、大手看護師専門の転職サービスに従事していました。そのため、看護師の仕事は一般企業の仕事とは比較にならないほどの激務だと感じています。

 

でも、本当に毎晩涙が出てくるほどつらい思いをしないと看護師は成長できないのでしょうか?

 

ひょっとしたら、あなたの悩みは、我慢しても解決しないかもしれません。この記事では、先輩たちが経験してきた新人時代のリアルな悩みご紹介します。

今のあなたが置かれている環境と比べていただき、少しでも今のつらい状態を抜け出すための参考になればと思います。

新人看護師の1年目で経験する問題と悩みとは?

『明日なんて来なければいいのに・・・』
『看護師がこんなに忙しいとは思わなかった。休みが欲しい。。。』
『看護師という、女性社会の怖さを改めて実感しました・・・。』
『私だけが、なんでこんなに怒られてないいけないのだろう。。。』
『看護師に向いていないんじゃないか・・・』

あなたは、今こんなつらい気持ちでこの記事を読んでいるのではないでしょうか?

ある程度は忙しさは覚悟して、看護師になった新人看護師の皆さんが多いと思います。

でも、実際になってみると想像をはるかに超える忙しさ・精神的にきつい現実が待ち構えていて辞めたくなった。。。

そんな切実な悩みを抱えている看護師1年目の新人の皆さんを、私は多くみてきました。

新人看護師の多くが経験する、1年目ならではの苦労やつらい体験ですが、中には本当に『パワハラまがいな扱いをうけた』『陰湿なイジメにあって精神が不安定になってしまった』という方も少なくないのも事実。

実際に、データをみてみますと、新卒1年目で退職・転職している看護師は多くいます。

看護職の離職率
「2017年 病院看護実態調査」(公益社団法人 日本看護協会)によると、看護職の離職率は、常勤で10.9%、新卒でも7.6%と、高い数字になっています。勤続2年目の看護師も加えると離職率は14%を超えると言われています。
(参照元:「2017年 病院看護実態調査」 結果報告

つらくなったら、いつでも別の環境に移ってもいいんです。そう思うと、少しだけ気が楽になるのではないでしょうか。

あなたが、看護師1年目の転職で悩んでいましたら、こちらの記事も参考にしてみてください。

退職・転職【1年目の新人看護師】辞めても大丈夫?再就職先は見つかる?

次からは、実際に先輩たちが経験した、理不尽な新人時代のつらい体験・悩みをご紹介していきます。

悩み1:新人看護師1年目のツラさ 忙しさ

看護師の新人時代は、ほとんどが初めての実務経験となる業務ばかりで、気持ちも張り詰めて勤務している方も多いと思います。

おそらくは、あなたも入職して3ヶ月待たずに、精神的にも肉体的にも、『もう限界・・・。ゆっくり休みたい・・・。』と感じたのではないでしょうか?

1年目の悩みで多くあるのが、『休みがとれなくてつらい』という休みにまつわる悩みです。

連休がとれない・・・
シフト制なので定期的に休みが取れると思っていた自分が甘すぎでした。社会人初めての夏休みも4連休で休み希望を出しましたが、先輩方の空気を読めオーラが半端なく結局二連休が精一杯。。。勤務時間以外にも夜は勉強もしないと、周りから取り残されてしまいそうで恐怖。まともに睡眠も取れずに身体が限界・・・。(東京都の大学病院勤務の新人看護師の例)
寝る時間もない・・・
1年目は研修しつつ、実務をこなしつつ、いち早く病院に慣れるというハードモード。夜は夜で勉強会で、勉強会の復習もしててら寝る時間もほとんどとれないし。。先輩からは有給休暇は幻想だと思えと言われる始末。自分が入院患者になる日も近いかもしれん(神奈川県市立病院勤務の新人看護師の例)
夜勤は新人の仕事?
夜勤のシフト、私達だけおかしくないですか?明らかに先輩方の夜勤はバランスいいのに、私達だけあり得ないような夜勤の連続。これが社会人の洗礼ってやつでしょうか(大阪府の新人看護師の例)

看護師1年目の辛いところは、新人ならではの勤務シフトの理不尽さです。

1年目は覚えることも多く、不慣れな現場で精神的にも、肉体的にもつらい時期。その上休みもなかなかとれないという悪循環で、疲れ果ててしまう新人看護師が多くいます。

ギリギリの人数で回している病棟の場合は特に、どうしても立場の弱い新人に残業の負担が増えたり、無理なシフトが組まされるということが増えてしまう傾向にあります。

あなたの職場はどうでしょうか?

編集部

あなたの職場環境がまともかどうか、確認することも大切です。まずは、身近な友人に相談し客観的な意見を聞いてみるのもおすすめです。

今は令和の時代。『ブラック企業』『コンプライアンス違反』など、世間の目はより一層厳しくなっています。

理不尽な『シフト』・『夜勤』・『サービス残業』を強いられているのであれば、我慢をする必要はありません

 

直接、先輩に意見を言うのは現実的には難しいかと思いますので、例えば師長や看護部長こっそり時間をとってもらい相談してみてください。

というのも、師長や看護部長などの管理職は、新人がすぐに辞めてしまうと自身の管理能力の評価にもつながりますので、新人の離職を避けるため真剣に話を訊いてくれます。

編集部

あなたが置かれている環境が普通ではなく、改善もされないようでしたら転職も検討してみましょう。

おすすめなのが、看護師専門の転職サービスに相談してみる、ということ。病院の事情を知り尽くした転職エージェントはあなたの置かれている状況を踏まえた上でよりよい環境の病院を紹介してくれます。

記事の終わりに『夜ふかしナースのお悩み相談室』おすすめの看護師専門の転職サービスをご紹介しています。

悩み2:新人看護師1年目の悩み 同期と比べてしまう

私だけが足手まといかも・・・
同じ指導を受けているのに、同期の1年目と比べてどうしても仕事のスピードも遅く、ミスも多くなりがち。私の仕事が遅いせいで病棟内の他のスタッフにも迷惑をかけているのではと不安になり、ますます仕事が辛くなり辞めたくなる。
同期と比べられてしんどい・・・
『○○さんはすぐに仕事を覚えられるのに、あなたは何度も同じミスを繰り返すのね』『○○さんのプリセプターだったらよかったのになぁ』など、担当のプリセプターから他の同期と比較される事が辛いです。

同じ環境でスタートした同期と比較されてしまうのも、新卒の看護師1年目ならではの悩みです。

自分だけが仕事が出来ないと感じ、気持ちだけが焦ってしまい、毎日夜遅くまで復習。。。それでも、同期との差が埋まらなくてますます焦ってしまう。最終的には自分は看護師に向いていないのでは・・・と、看護師を辞めようと考えている方もいるのでは?

どうしても同じことをやっていても、差がでてしまうことはよくあるケースです。

 

でも、長い看護師人生。はじめの数ヶ月、半年で看護師に向いていないと判断する必要はまったくありません。

どんな人でもはじめは失敗の連続なんです。かの有名な世界の発明王『トーマス・エジソン』もこういう言葉を残しています。

もちろん、生まれつきの能力の問題もまったく無視はできない。

それでもやはり、これはおまけみたいなものだ。

絶え間なく、粘り強く努力する。

これこそ何よりも重要な資質であり、成功の要といえる。

(出典元:トーマス・エジソンの名言・格言

今のあなたと同期のスキルの差は、長い目で見た際は些細なものです。何も落ち込む必要はありません。

 

とは言え、どうしても気にしてしまいがちになってしまうと思います、

そういう時には、気軽に話せる同期、年齢の近い先輩を見つけておくのも大切なこと。

『こうするとうまく出来るよ』『私も何度も失敗してるから大丈夫だよ』など、同じ環境に置かれている人のアドバイスほど、心強いものはありません。

 

もし、周りに気軽に相談できる同期や先輩がいない・・・という方は、続いて次にお話する『人間関係』の悩みについても参考にして頂ければと思います。

悩み3:新人看護師1年目の辛い体験 人間関係

看護師1年目の悩みで多いのが、職場での人間関係の悪さ。プリセプターとうまくいかない、同期の中で孤立してしまっている、など人間関係で悩んでいる新人看護師は多くいます。

1年目で辞める看護師の退職理由の中でも人間関係はワースト2位に入るほど、新人看護師にとって深刻な悩みの一つなんです。

新人看護師の離職要因TOP5

(出典元:本邦における新人看護師の離職についての文献研究

こちらは、『新人看護師の離職要因』の上位をまとめたデータです。2位に『職場内の人間関係』が入っており、多くの1年目の新人看護師が人間関係を理由に、転職をしていることが分かるかと思います。

聞いたら怒られる・・・
自分から分からなかったらすぐに聞きに来るようにと言っていたプリセプターが、いざ聞きに行くとそれくらい自分で考えろと言う。もうどうすればいいのさ、、、。(千葉県の新人看護師の例)
同期の中でも孤立してしまった
人見知りが激しい性格なので、自分からは積極的に話しかけらずにいたら、同期の中でも一人で孤立することに。何かあっても、誰も助けてくれず日々孤独に耐えて仕事をしています。早く辞めたいー。(福岡県の新人看護師の例)

プリセプターとうまくいかずに、仕事を教えて貰えなくて悩んでいるという人は少なくありません。

どうしても女性が多くなる看護師の職場。女性同士で一度ギクシャクすると修復はなかなか難しいようです。

先輩からの指導は時には厳しく言われ、落ち込む時もあります。

でも、それはあなたのために叱ってくれているのでは?と少し冷静になって考える事も必要です。

自分と同じ失敗をさせたくないという先輩の想いから、強く指導する時も時にはあります。

ただ、その一方でパワハラまがいな仕打ちを受けている人もいるのも残念ながら事実。
イジメに近い陰口を叩かれたり、無意味にきつく怒られたり、、、その場合はあなたに責任はまったくありません

よく『叱る』は理性、『怒る』は感情だと言います。

編集部

もう一度、振り返ってみてください。
あなたへのきつい指導は、あなたのためを想っての『叱る』でしょうか?ただ本人のストレスや鬱憤のはけ口としての『怒る』でしょうか?

やはり理不尽な対応をされていると感じている場合は、パワハラの可能性が高くなります。

上司への相談とともに、他の職場への転職も頭の片隅に入れておくと、いざという時に選べる選択肢が増え気持ちがラクになります。

一人で悩みを抱え込んでいるのなら

これから始まる長い看護師人生。最初の一年でしっかりと基礎を固めていかなければならない時期に、人間関係や、ひどい環境に悩んで仕事に影響してしまうのは避けたいもの。

悩みは一人で抱えこんでしまうと、どんどん悪い方向にいってしまいがちです。無理をし過ぎて、職場に行けなくなってしまった・・・という新人の方もいらっしゃいます。

もし、相談できる相手が身近にいないようなら、看護師向けの転職サービスを利用するのも一つの方法です。周りには相談しづらい事も気軽に相談出来ますので、まずは登録してみてはいかがでしょうか。