【2014年度 夜勤の実態調査結果】長時間の夜勤が増加傾向

日本医療労働組合連合会(医労連)が発表した2014年度の夜勤実態調査結果によると、8時間以上の長時間勤務となる『2交替』の病棟の割合は昨年度より増加し、30%に増加しています。

16時間以上の長時間夜勤は『2交替』病棟の53.1%(2013年度は59.4%)と、昨年度より若干減少したものの、5割を超える病棟で16時間を超える長時間夜勤となっています。

引き続き、看護師への心身への悪影響が危惧される状況は変わっていません。

最も短い勤務間隔は、「8時間未満」54.0%。勤務と勤務の間の休息時間が極端に短い傾向が続いています。

また、「12時間未満」が11.0%、「16時間未満」が26.5%という結果に。「8時間未満」と「12時間未満」を合わせた短い勤務間隔は65.0%となっています。引き続き、慢性的な看護師不足が浮き彫りとなる結果になっています。

(参照サイト:医労連公式サイト

追記コメント|看護師の転職・復職サポート!ナース.jp

看護師の過酷な労働がまだデータとして浮き彫りになっています。
とくに、夜勤の超長時間勤務、勤務と勤務の間の超短時間休息は、看護師の注意不足を引き起こし、重大な医療過誤を引き起こすおそれがあります。早急な対応が望まれます。