【ブランクがある復職希望の看護師向け】志望動機例文(面接・履歴書で使える)

出産・子育てて離職していたけど、子どもも手離れしてきたので、復職したいけど、ブランクが長いから復職できるか不安。
親の介護で一時的に離職してたけど、落ち着いたので復職をしたい。

夫の転勤で離職したけど、生活にも慣れてきたので復職を希望したい。

あなたはこんな悩みを抱えていませんか?

編集部

看護師を離職した理由は人それぞれだと思いますが、ブランク期間があるとどうしても離職した理由や、志望動機などをどう書いたらいいのか悩みますよね。

そこで、この記事では、ブランク期間のある看護師の志望動機の例文をご紹介します。

ブランク期間を武器に変える!志望動機

自分の長所や短所であれば、複数の病院での面接でも同じ内容で伝えればよいのですが、『志望動機』だけは面接を受ける病院ごとにしっかりと異なる内容でまとめなければいけません。

特にブランクが空いてしまっている看護師の方は、志望動機も含め、転職自体に不安を感じていることでしょう。

しかし、ブランク期間をネガティブに受け取らえず、逆にブランク期間での経験をポジティブな経験として受け取らえ、積極的に志望動機に盛り込んでいくと内定にぐっと近づきます。

では、実際に復職に成功した看護師さんの面接・履歴書で使った志望動機例をご紹介します。

ブランク期間後、看護師への復職を希望している場合

専業主婦からの復職希望の志望動機の例文

『私は看護師として△□病院に5年の間勤務しておりました。しかし、妊娠を機に看護師を退職しまして、6年ほど専業主婦として子育てに専念して参りました。子供も今年小学校に入学しまして、自分の中で子育ても一段落しましたので、ブランクが空いてしまいましたが看護師としてまた現場で働きたいと考えるようになりました。

 

そんな中、貴院でブランクの空いた看護師向けの復職支援プログラムを実施していると知る機会がありまして、今回、復職プログラムを利用させて頂き、再び看護師として患者さんと向き合いたく思い志望致しました。

 

復職支援プログラムだけでなく、何事も自ら積極的に取り込み、離職期間のブランクを一日でも早く埋められればと思っております。』(東京都/35歳の看護師さん)

こちらは、専業主婦からの復職に成功した志望動機です。

この志望動機で重要な部分が、『離職した理由をキッチリと明記している』という部分です。

どんな理由であれ、離職した理由は出来る限り明確に書いておくと先方の不安もなくなり、あなたに対するイメージがよくなります。

また、志望先に、復職プログラムがあるということを事前に調べて、そのプログラムを志望動機の一つあげています。

このような独自のプログラムなどを行っている病院などを受ける際は、それを志望動機に盛り込むと先方にも伝わりやすい内容にしやすくなります。

編集部

あと、忘れてはいけないのが、復職に向けての意気込み。また看護師として頑張って行きたいという前向きな姿勢もしっかりと伝えられるようにしましょう。

では、続いて『親の介護』の都合で離職した看護師の方の志望動機の例文になります。

親の介護で離職した場合の復職希望の志望動機の例文

これまで親の介護によるブランクがありますが、貴院ではブランク明けの看護師向けの研修が充実されていると伺っており、実際に看護の現場に復帰される看護師さんの実績も多いとエージェントの方から伺いまして、志望させていただきました。

ブランクは空いてしまいましたが、前職で8年間培った経験と、親の介護を通して学んだ経験を活かし、少しずつ看護師の勘を取り戻しながら、新しい医療技術の知識も積極的に吸収し、貴院で長く活躍できる看護師となれるように努力していきます。(埼玉県/37歳の看護師さん)

こちらは、親の介護で離職した看護師さんが復職に成功した志望動機です。

この方の場合は、人材紹介会社を利用し、事前に先方の病院に復職した看護師が多いという情報を訊いていたため、そこを志望動機に盛り込んでいます。

編集部

志望している病院の特徴を事前にリサーチし、その特徴を志望動機に盛り込むのは、具体性が出てくるためとてもよいポイントなんです。

看護師専門の人材紹介会社を利用すると、サイトには載っていない情報も知ることが出来るので、復職希望の方にはぜひ活用していただきたいと思います。

また、離職期間中の経験を今後の看護師としての仕事に生かしていきたいというストーリー性がある志望動機は人事の担当者にも共感を得やすくなっているのも、大事なポイント。

こちらの志望動機も、看護師への復帰への意気込みをしっかりと書いてあるので、復帰に向けて真剣な姿勢が伝わりやすい内容になっています。

では次は、ブランク期間がある看護師の志望動機で抑えておきたいポイントをまとめて紹介します。

ブランクが開いている復職希望の看護師の志望動機の注意点

復職希望の場合の志望動機のポイントとしては、次の3つに注意するようにしましょう。

  • 『子育て』や『親の介護』などの理由で看護職を離れていた方は、離職理由が後ろ向きな理由ではないため、ブランクが空いてしまった理由を素直に伝えるようにする。
  • ブランク期間が長い方は、復職に向けて勉強をしている旨と、復帰後も積極的にブランク期間を取り戻すために勉強をし、即戦力になれるように努力していくということを忘れずにアピールするようにする。
  • 復職支援プログラムなどを実施している病院を受ける場合は、そのプログラムの詳細は調べておき、志望動機として活用する。

最近は、潜在看護師に復職を促せるよう各都道府県でも看護師の復職支援が活発になっています。そのため、復職支援の制度を行っている病院・クリニックは増加の傾向にあります。

しかし、一つ一つ病院の制度を調べていくのは、現実的に厳しいと感じる方もいると思います。そこで、復職希望の看護師のあなたにおすすめしたいのが、看護師専門の転職サービスです。

人材紹介会社を利用しますと、コンサルタント経由で病院の最新の情報を訊いてもらうことが出来ます。

あなたの希望条件を伝えるだけで、非公開の情報もすべて代理で訊いてくれますので、復職に向けての情報収集としても積極的に利用されることをおすすめします。

編集部

病院へのアンケートで、実際に『採用につながった実感がある』採用ルートで最も満足度が高かったのが、『職業紹介事業者(人材紹介会社)の利用』というアンケート結果もあります。

(出典元:医療従事者の需給に関する検討会

特にブランクが空いてる潜在看護師には、最新の医療業界の情報もすべて訊くことができるので、まずは無料登録してみてはいかがでしょうか。

『夜ふかしナースのお悩み相談室』の口コミでも、サポートの満足度が高い人材紹介会社がおすすめです。

ブランクのある看護師さん向け情報