看護師の再就職活動の注意点、成功ポイント

看護師を辞めていた潜在看護師の皆さんの再就職

人によって看護師の現場を離れる理由は様々だと思います。例えば、親の介護に専念する為に看護師を辞めた、妊娠出産を機に看護師の仕事を辞めた、旦那(夫)の転勤がきっかけで看護師という職業から離れることになったなど。

また、肉体的に辛くて辞めた、夜勤と日勤の不規則な生活が理由で体調を崩して辞めざるを得なくなったなど、自身の体調が理由で看護師を退職した人も多いと思います。

しかし、子育てもひと段落ついて自分の時間が持てるようになった。また親の介護も受け入れてくれる施設が見つかったなど、看護師をやめるきっかけとなった要因が解決され看護師としてまた働けるようになったという方もいらっしゃると思います。

現場を離れていた看護師ならではの、再就職への不安

体調を崩して辞めた看護師の方も、しばらく療養していたら改善され日勤のみであれば働けそうと思う方も多いと聞きます。

そういった方が、実際に看護師として再就職する際に、色々と不安を感じる場面が多くあります。

しばらく看護師として現場を離れていた自分がまた看護師として働いていけるのだろうか。

看護師を辞めてしばらく経っている自分を採用してくれる病院クリニックはあるのだろうか。

日勤のみや、フルタイム以外での勤務体系での採用なんてあるのだろうか。

という自身の看護スキルに対しての不安、看護師として再就職出来るのがどうかの再就職に対しの不安。大きく分けて二つの不安に悩まされる方が多くいらっしゃいます。

しかし、ブランクが空いていても、看護師として再就職するのにはまったく影響はありません。このページでは、実際に看護師を辞めてから期間が空いてしまった、看護師さんの再就職に関する注意点を解説します。

看護師の再就職成功ポイント

再就職の看護師向けの研修制度を利用しよう

地方自治体によっては、潜在看護師向けに再就職する為に必要な研修を行っている自治体があります。特に、地方の自治体は常に看護師不足に悩んでいる為、しばらくブランクが空いている看護師が再就職する為の研修を手厚くしてくれるところが多いようです。

また、各病院でもブランクがある看護師の採用も積極的に行っています。しばらく看護師の現場を離れていたとは言え、若手の看護師よりも遥かに多くの経験をしている方も多いので、採用側のリスクも減らせる為です。

そういった病院、クリニックでは再就職を希望している看護師向けに院内で復職に向けての研修や勉強会なども行っている場合が多くなります。こういうった勉強会、研修では基礎的な採血の練習、心肺蘇生の方法の確認など基礎部分から、導入されている最新医療機器の使い方のレクチャーまで幅広い教育を受けることができます。

医療行為が少ない施設を選ぶこともおすすめ

退職する以前は、急性期の病棟で夜勤も日勤もこなし誰よりも多く働いていたという経験豊富な方でもやはりすぐに第一線で働くというのには自信がないという方も多いと思います。

そういった看護師の方にお勧めしたいのが、介護老人保健施設(老健)や、老人デイサービスセンターなどの介護施設。

治療を目的とした介護施設ではないため、いきなり専門的な知識が必要な看護が必要とされることはありません。
また、基本的には急患などの対応はないため、比較的勤務時間も不規則にはなりにくいため肉体的、精神的に辛くて体調を崩して看護師を辞められた方にもおすすめできる職場です。

再就職者向けに研修制度、勉強会のある病院、クリニックを、探すには?

しばらく医療現場を離れていた皆さんにおすすめしたいのは、ハローワークではなく、民間の看護師向けの就職支援サービスです。ハローワークと同様に完全無料で利用できます。

ハローワークと比較してやはり医療業界の転職サポートをずっとやっているコンサルタントがあなた専任でついてくれるため、きめ細かなケアが受けられるというメリットがあります。
また、医療業界に特化した求人情報のネットワークを持っているため、細かな希望条件を出しても柔軟に求人を探してくれます。

まだ、具体的に復職を、決めて再就職活動をする前でもどういう求人があるのかだけでも確認するために利用してみてはいかがでしょうか。再就職の際にはやはり大手の看護師求人サービスを利用すると安心です。当サイトでも人気の、ナースではたらこ、マイナビ看護師の利用をお勧めします。