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どこまで正直に話していい?看護師の退職理由2
面接の際に面接官に必ず訊かれる質問のひとつが、『退職理由』です。志望動機と並び面接時に必ず訊かれる質問です。
このページでは、『体調不良』と、女性の看護師の方に多い退職理由の中から『結婚出産』『親の介護』の退職理由の具体的な事例をご紹介します。
退職理由4:親の介護で退職
ネガティブな理由ではありませんので、正直に伝えるのがよいでしょう。
しかし、復職出来るようになった理由はしっかりと事前に用意しておきます。また、今後も同じ介護の理由で再度退職する事があるかどうか、病院側はやはり気にします。
『ヘルパーさんや家族内で介護出来るようになったので』
『リハビリの結果、ある程度自立出来るまで回復したので』
のように、介護が理由で辞めたけれども、現在は介護の心配は一切必要なく、問題なく働けるという事をアピールするようにしましょう。
退職理由5:病院と自分の看護観のズレ(違い)から退職
自身の理想の看護観をしっかりとまとめて、自分の言葉で伝えられるように。
『私の理想とする看護観は・・・・・・・・という考えです。
以前に勤務していた病院の看護観は・・・・・・・・という方向性で、自分の理想とする看護観とは異なるものでした。職場の雰囲気はとてもよかったのですが、どうしても看護観の違いが大きくなり退職を決意しました。今回、人材紹介会社さんから貴院を推薦して頂き、貴院の看護観を拝見させて頂きましたが、・・・・・・という点が、まさに自分の理想とする看護観でした。』
のように、どの部分が具体的に自身の看護観と一致するのかを、しっかりと説明できるように気をつけてください。
看護観の違いで退職という事は、また今回も入職してから看護観の相違が生じるのではと、病院側も気にしています。その部分を完全に解消出来るように、面接時には双方しっかりと確認をとることが大切になります。
退職理由6:体調不良での退職
まずは、しっかりと体調が回復してから復職するようにしましょう。
体調不良で退職した場合は、どういった症状で退職したのか。完治しているのかどうか。現在も通院しているのかどうか。が重要になります。
特に、最近増えている『うつ病』での退職の場合は、病院側もまた忙しくなると再発するのではと、重要な懸念事項となります。下手にごまかすのは帰って逆効果。
症状を素直に伝えた上で、現在は完治している旨(通院中でも復職することが問題無いと医者から言われている旨)をしっかりと伝えた上で、面接先の病院側に勤務に支障がでるかどうか、判断してもらうのがよいでしょう。
また、腰痛や膝の痛みなど、肉体面での不調で退職した場合も、すなおに症状を伝え、勤務内容に支障が出ないかどうかを確認することも大切です。
幸い、一般企業とは異なり、面接官もプロの医療関係者ですので、適切な判断をしてくれます。また同じ理由で、退職を繰り返さないよう、双方の認識をしっかりと確認することが、体調不良からの復職のイチバン大切なポイントです。
退職理由・履歴書の書き方に悩んだら・・・
実際に、自分で考えていくとどうしても行き詰まってしまう場合も多いと思います。身近に、転職経験のある友人がいれば、自分がまとめた文章を実際に読んでみてもらうなどをしてもらいましょう。
それでも、どうしても不安な場合、身近に相談できる人がいない場合は、看護師の人材紹介会社のコンサルタントに相談をしましょう。転職経験がとても豊富なコンサルタントがあなたの退職理由が問題ないかのチェック、志望動機の書き方の指導をしてくれます。
転職は、今後の人生を大きく左右するかもしれません。事前の準備をしっかりとしておきましょう。