看護師の通勤時の服装

新人看護師のマナー講座

服装でつい見落としがちになる、通勤時の服装。
新人の看護師のみなさんの中には、『通勤時間はまだ勤務中でないから好きな服を着たっていいでしょ!』と思う方もいらっしゃると思います。しかし、注意して欲しいのは病院外でも患者さんにとってはあなたは『看護師さん』として見られているということ。

特に地方の病院勤務の場合、ちょっとした通勤の行き帰りの買い物の際でも患者さんと出会う事も多くあります。その際に看護師らしからぬ派手な服装をしていたら患者さんはどう思うでしょうか。

勤務時間外となる通勤時でも、看護師としてふさわしい通勤時の服装を心がけるようにしましょう。

通勤時にNGな服装・避けたい服装

特に注意して欲しいのは夏の暑い時期の服装です。女性が多い看護師ですので、真夏はどうしても薄着になりがちになりキャミソールやノースリーブだけで通勤したいという方も多いと思います。しかし、肌の露出が多すぎるのもやはり看護師としては避けたい服装の一つです。

キャミソール・ノースリーブを着用する際は、上着として薄めのカーディガンなどを羽織るだけでも印象がかなり違って見えるようになります。また、丈の短すぎるミニスカートももちろん避けるように。流行りの大きめのサングラスなどはもってのほか。他には、派手なブランドモノのバッグやアクセサリーも同様に避けるほうが無難です。

病院内と同様にナチュラルな清潔感を忘れずに。

足元のオシャレの注意点としては、ヒールの高いミュール・サンダル。病院の敷地内をカツカツ音を立てながら歩いている姿はあまり看護師としてはふさわしくありません。もちろん、清潔感をもっとも問われる看護師としては、ストッキングを履かずにナマ足のままで通勤することも避けたいところです。最近は足の爪だけにネイルをしてオシャレを楽しんでいる看護師の方も少なくないと思います。そういった方は特に、サンダルを履いて出勤するのは避けるようにしましょう。

メイクは自宅で。出勤後のメイクはNGです

他に、注意して欲しいのが、必ずメイクは自宅でやってから出勤するようにしましょう。こちらも出勤時に患者さんに見られても恥ずかしくないようにする為になります。もちろん、電車出勤の看護師の方の場合は、電車の中でのメイクはしないように。近年、電車内での化粧に対してマナー違反として捉えられる事が増えてきています。

周りに配慮できない看護師、として見られてしまうとあなたの看護師として損するだけでなく、病院全体の印象が悪くなってしまう恐れもあります。

いつ、どこで、誰に会っても看護師として堂々とたち振る舞えるようにすることが通勤時の看護師の心得になります。