看護職の魅力紹介 県がDVD作製、県内全域で不足し引く手あまた

 不足している看護師や助産師を確保しようと、徳島県は看護職の魅力を紹介するDVD「きっとみつかる!あなたの未来~魅力ある看護への道」(27分)を作った。看護職を目指す若者を増やし、県内で就職してもらうのが目的。550枚を高校や中学校、看護学校などに配った。
 
 県内の医療機関で働く看護師や助産師、保健師がそれぞれの業務内容を説明している。看護職に就くための進路、資格取得の方法、大学の看護学科や看護学校での実習風景のほか、看護学生らのメッセージも盛り込んだ。

 「看護師のやりがい」コーナーでは、救急医療現場や産婦人科などで働く看護師と助産師の計5人が登場している。ドクターヘリに乗り込んで応急処置をする看護師は「現場でいち早く治療でき、自分の腕が試される」と話し、助産師は「多くの母親と赤ちゃんから幸せを分けてもらっている」と仕事の魅力を語っている。

 県によると、県内の看護職(看護師、准看護師、保健師、助産師)の就業者数は2012年末で1万2592人(パート含む)。このうち勤務時間の短いパートの労働が常勤何人分に相当するかを計算した「常勤換算」では1万1816人となり、県が10年に公表した12年末の供給見込み(1万2166人)を下回っている。看護職は看護師を中心に県内全域で不足し、ハローワークの求人でも需要は高い。

 県医療政策課は「DVDを見てやりがいを感じ、興味を持ってもらえれば」としている。

(参照サイト:徳島新聞

追記コメント|看護師の転職・復職サポート!ナース.jp

首都圏でも不足気味の看護師ですが、やはり地方での看護師不足は深刻なようです。
特に助産師は近年目指す人が減っているため、看護師よりも深刻な模様です。近年の少子化問題にも遠からず関わってくる問題ですので、地方自治体だけでなく、国をあげて対策を行ってもらいたいものです。

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