看護師5年目、6年目以降の中堅の看護師の転職
看護師としての経験が5年、6年ともなると、看護師の業務としてはひと通りこなせるようになっており、早ければリーダーとして活躍されている方もいるかと思います。
給料も徐々に上がり始め、病院内での人間関係もある程度分かっているので、ますます働く事に意欲が湧いてくる時期になる方が多いようです。
しかし、一方で30代を目前に控え、今後の看護師としての長いキャリアについて悩み始める人も多くなるのもこの時期。
- このまま同じ職場にいて、今後の看護師としてのキャリアは問題ないだろうか。
- 定期昇給はあるが、このペースで上っていっても自分の望む年収には届かないんではないだろうか。
- 今の職場は居心地がいいけれども、もっと最新の技術を身につけていかなければ今後取り残されるのではないだろうか。
ちょうど、看護師として一人前の仕事が出来るようになり、改めて出てくる悩みも多くあると思います。しかし、5年、6年と同じ職場で働き慣れた職場を離れるということにはかなりの決断を迫られることとになります。安定した職場を離れる事はかなり不安になることでしょう。
そこで、転職に失敗をしないために、5年、6年以上勤務している看護師の転職のメリットとデメリットをご紹介します。
5年、6年目以降の中堅の看護師の転職のメリット・デメリット
5年目、6年目の中堅の看護師の転職のメリットは4つ
- 看護師として、豊富なキャリアがあり、知識・スキルともに即戦として活躍できる能力がある。
- 10年目以上の経験を持つ看護師と比べると、病院毎の『ルール』にガチガチになっていないため、柔軟性があり、早く新しい職場に馴染める。
- 1年、2年で辞めていないため、短期間での離職の懸念が少ないため、採用側としても重宝されやすい。
- 人によってはリーダー経験もあるため、現場だけでなく、管理職としても活躍できる場がある。
新人でもベテランでもない5年目、6年目の中堅の看護師は、スキル・能力は申し分ない上にベテランの看護師ならではの、『変な癖・ルール』がないため、採用側としても歓迎されやすい傾向にあります。
大きなデメリットはない
逆にデメリットとしては、大きなデメリットは余りありません。しいて言うとしたら、5年目、6年目でイチバン仕事に対してのモチベーションが高まる時期に転職することになった『理由』に対する答えが重要になることです。
1年目での転職や2年目、3年目での転職だと、やめる単純で理由は分かりやすいのですが、そこを乗り換えて勤務してきたのに、このタイミングで転職を決意した理由はしっかりとまとめておく必要があります。
特に、無理な理由をこじつける必要はありませんので、しっかりと自分の言葉で伝えられるように事前に用意しておければ問題はないでしょう。
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