1年目、2年目の新人看護師の退職・転職の成功ポイント

看護師1年目、2年目の新人看護師の方で、『もう辞めたい』『こんなはずではなかった』と、悩まれてる方も多いと思います。もうちょっとだけ頑張ってみるのもいいですが、思い切って転職するということも解決方法の一つです。そこで1年目、2年目の若手の看護師さんが転職する際の注意事項をまとめました。

経験がまだ浅い、1年目・2年目の新人看護師さんの退職・転職の成功ポイント

看護師は一般の仕事と比べると夜勤が多く不規則な勤務体系だったり、精神的につらい業務も多いため離職率が高いと言われています。

しかし一方で、求人数も多いため、求人倍率も高く、転職しやすい職種でもあります。そのため、看護師の転職は他の職種と比べ転職しやすい環境にあります。勤務年数が少ない1年目や、2年目の新人看護師でも、転職をする方は少なくありません。

「2012 年 病院における看護職員需給状況調査」(公益社団法人 日本看護協会)によると、看護職の離職率は、常勤で10.9%、新卒でも7.5%と高い数字になっています。夜勤負担の重い病院はさらに高い離職率となる傾向が続いています。

勤続2年目の看護師も加えると離職率は14%を超えると言われています。1年目、2年目で辞めるのは早すぎると言うことは決してありません。もう辞めたいと考えている、1年目から2年目の若手の看護師さんが退職、転職する際に気をつけるポイントを紹介します。

看護師3年目、4年目で転職を考えている方はこちらの記事をご覧ください。

看護師という職種自体が転職経験者が多い職種

前述の通り、看護師の業界では、5年に一度は必ず転職をすると、昔から揶揄されているほど、離職者・転職者が多い職種です。これは看護師さんがほとんど女性であるため、結婚や出産、育児など女性特有の理由のため辞めてしまう方が多いという理由ももちろんあります。

一方で、より良い環境の整った医療機関へと転職をしたいという、より自分を高めるためのキャリアアップをするために転職を希望する看護師の方も多くいらっしゃいます。

どちらにしても、長い間一つの勤務先に勤める方が少ない職種のため、転職経験者も多く、転職者に対して理解も得やすい環境とも言えます。

1年目より、2年目の看護師の方が引きとめられやすい

1年目の看護師の場合でも、職場によっては、もともと少ない人員の部署に配属され新人の頃から半ば即戦力として働かせられ心身ともに疲れ切ってしまっているという方もいらっしゃいます。看護師1年目で辞めるなんて・・・と、周りからは否定的に言われる事もあると思いますが、ブラック企業が問題になっている世の中、病院も例外ではありません。1年目の看護師だから最低1年は頑張らないと・・・と考える事はありません

1年目の新人看護師は、まだ研修期間中のため、戦力として一人で仕事をすべてこなしている方はほとんどいらっしゃらないと思います。しかし、だからと言って否定的になる必要はまったくありません。逆に、新卒1年目で辞めた場合は他の病院に移った際も、世間で言う『第二新卒』扱いとなり、新人として研修を受けやすい為、比較的転職しやすい時期だと言えます。

しかし、2年目の看護師は違います。一通りの業務を覚え病院としても戦力として期待されているはずです。

そのため、多くの場合は、辞めたいと伝えると、婦長など病院サイドからの引きとめの為の説得が行われると思います。病院側としても新人の1年間は、プリセプターや、様々な研修を行い、看護師として一人前になるように教育を受けさせてきましたので、病院側としても辞められたら大きな損失となります。

ですから、2年目の看護師の皆さんは出来る限り円満な退職をすることが最も重要なポイントになります。

円満な退職をするコツと注意点

1年目の新人看護師の皆さんももちろんそうですが、2年目の看護師の皆さんが特に注意して欲しい点は、出来るだけ早めに病院側に退職する意思を伝えておくことです。前述した通り、病院側はあなたを戦力として見ています。

普通の会社ですと一ヶ月前までに退職の意思を伝えるのが最低限のルールになっていますが、通常は2カ月前には退職の意思を伝えるのが暗黙のルールになっています。というのも、あなたが辞めた後の補充の人員を用意するのに最低2ヶ月は必要となるためです。

社会人として、短い期間だとしてもお世話になった勤務先には迷惑をかけないように、2カ月までには退職を伝えるようにしましょう。

また、他にも病院が忙しくなる時期に退職をするのも好ましくありません。予め職場が忙しい期間が把握出来るようでしたら、その期間を避けて退職日を設定するようにしてください。

看護師1年目の皆さんは初めての退職となります。
退職するまでに何をすればいいのかは、下記のページで詳しく解説していますので、ご覧ください。
初めての転職を考えている看護師の皆さんへ(転職のスケジュール)

辞めたい理由、退職理由をどう伝えるか

始めて転職する新人看護師の皆さんが一番知りたいのは退職の理由をどう伝えるかと思います。家族の事情など自分以外の身内が理由で退職する場合は素直に退職理由を伝えるのがベストです。逆に、次の勤務先の相談にも乗ってくれる事もあります。

しかし、それ以外の私的な理由が退職理由となる場合は、当たり障りのない理由を考えておくようにしましょう。特に職場に不満がある、給料に不満があるなど、勤務先の不満をそのまま退職理由にするのは絶対にタブーです。

前向きな退職理由例

  • 「もっと規模の大きな病院の◯◯科に勤務して、看護師として見識を広め、看護師として幅広い経験を積んでいきたい。」
  • 「前から◯◯科(現在勤めている病院にはない科目)での勤務に興味があり、どうしても希望の科で看護師として働いてみたい。」

他に、健康上の理由、配偶者がいる場合は、配偶者の異動・転勤などで引っ越しなどの理由、シングルの方でも婚約者との結婚により引っ越しをしなければいけなくなった、など自分自身の意向ではなない部分で転職をしなければいけなくなったという理由を伝えるのもおすすめです。

まずは、スムーズに次の職場に移れるように、まずは、現在の職場で円満な退職が出来るようにするのがポイントです。

初めての転職活動の注意点

大抵の方は、現在の職場を辞めてから時間を空けずに、次の職場での勤務を望んでいるかと思います。毎日同じ定時時間に帰れる会社員とは異なり、看護師の皆さんは休みも不定期で、勤務時間も夜勤・日勤で不規則な方がほとんどだと思います。

そのため、自分一人では勤務を続けながら、転職活動を行うことは難しくなります。そこで、活用したいのが看護師専門の求人会社。希望の条件を伝えるだけで、条件にマッチした病院を探してくれ、面接日の設定まですべて代理で行ってくれます。

また、特に初めて転職される新人看護師の皆さんは履歴書の書き方から、面接のリハーサル、最適な退職理由など、転職のプロが事細かく指導もしてくれます。ナース.jp.netの口コミでも、サポートの満足度が高い会社をおすすめします。

マイナビ看護師

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