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看護師さんが履歴書を書くときの注意点
普段、ほとんど書くことがない履歴書。
いざ書くとなると、どう書いていいのか悩む方も多いのではないでしょうか。看護師さん向けの特別な履歴書がある訳ではありませんので、まずは基本的な履歴書の書き方をおさらいしましょう。
履歴書の書き方の基本ルール
- 必ず黒色のボールペンで手書きで記入。最近流行りの消えるボールペンはNG!PCで作成して、プリントアウトも避けましょう
- 字を間違えても修正液・修正テープでの修正はNG!最初から書き直しましょう
- 写真の裏には自分の名前を記入。万が一剥がれてしまった際も誰の写真なのかをわかるように
- 郵送時は封筒に『履歴書在中』と赤色のペンで記載しましょう
- 面接前に見直せるように、事前にコピーを取ることを忘れずに
以上が、履歴書の書き方の基本的なルールになります。
最近特に気をつけて欲しいのが、間違えた時に直せるからと言う理由で消えるボールペンを使うこと。
消えるボールペンは摩擦熱で高温になった時に色が消えるという仕組みなので、このボールペンで書いてしまうと、夏の時期うっかり日が当たる所に履歴書が置きっぱなしにされていたら、真っ白になってしまった!ということが起こり得ます。
面接前に大事な履歴書が真っ白になるというのはシャレにもならないので、記入するボールペンは黒で少し太めのボールペンでしっかり書くようにしましょう。
履歴書のサンプル 履歴書の左面
<履歴書 左面>
①日付
応募先からの指定がない場合は、通常は平成(和暦)で書きます。
面接時に持参する場合→ 面接日の日付を記入。
郵送で履歴書を送る場合→投函する日の日付を記入するようにします。
②氏名
小さな文字だと、どうしても自信がなく見えてしまうので、大きな文字でしっかりと書くようにしましょう。
ふりがな
「フリガナ」とカタカナで書いてあればふりがなもカタカナで記入。
「ふりがな」とひらがなで書いてあればふりがなもひらがなで記入します。
③印鑑
履歴書の氏名欄の右端に『印』と記入されている場合は印鑑も忘れずに押すようにします。
記入前にハンコを押す際は、書いてる途中で汚れてしまう場合があるので、完全に乾いてから記入し始めるようにしましょう。
また記入後にはんこを押すと、せっかく綺麗に書いたのに、捺印で失敗するという悲劇が起こります。印かんは初めてに押して、しっかりと乾かしてから書き始める癖をつけましょう。
④生年月日と年齢
特に指定がない場合は、ここも日付と同様で和暦(平成・昭和)で書きましょう。
年齢は『満◯歳』のため、日付で記入した日の時点での自分の年令を書くようにします。
⑤現住所
マンション名など省略しがちになりますが、省略せずにマンション名と部屋番号までしっかり書きましょう。また、東京都などの都道府県も省略せずにちゃんと書くようにします。
住所のふりがなは基本的には漢字の部分だけふりがなを振れば問題ありません。英語表記などで読みが難しい場合は、ふりがなを振っておくとよいでしょう。
⑥電場番号
面接の結果の連絡をもらえる大切な情報です。
かならず、いつでも連絡を受けられる番号を書くようにします。今どきは、携帯電話の番号を書く人が多いようです。
もし、連絡NGの時間帯があるようでしたら、この欄にその旨記入しておきます。
⑦学歴
『学歴』と最初の行に記入して、次の行から記入します。基本的には高校以降からの記入で問題ありません。また、学校名は『◯◯県立』や『△△高等学校』のように省略せずに正式な名称を書くようにします。
大学・専門学校の場合は、学部や学科名もキチンと書くようにします。
もし、卒業ではなく、中途退学をしていた場合は、中途退学と記入した次の行に退学理由も併せて記入するようにします。
入学・卒業月は間違えないように注意してください。基本は3月が卒業で、4月が入学になります。
⑧職歴
学歴の下に複数行空けて、『職歴』と一行記入して、次の行から書き始めてください。古い職歴から順番に、入職した年月・退職した年月を記入していってください。おおまかな職務内容がわかるように、配属先の科目名・ポジション(リーダーを任せれていたらその旨も記載する方がいいでしょう)を一行で簡潔に書いていきます。
勤務していた病院を退職した場合は、『一身上の都合により退職』と記入します。ここでは、具体的な退職理由は書かないのが履歴書のルールです。
勤務年数が長い場合は、勤務期間の年数が曖昧になってしまう方も多いと思います。キチンと事前に何年の何月から勤務を始めたのかを確認しておくようにしましょう。