ブランクのある看護師におすすめ復職支援制度

ブランクの不安を解消するには

多くの潜在看護師の方は、結婚や出産を機に一度退職した方が多いと思います。
そのため、ブランクは長い人で10年近くにもなる人も多くいらっしゃいます。その間に医療技術はどんどん進歩していき、自分自身の看護技術は逆のどんどん衰えていっているのではと、ほとんどの潜在看護師の方が不安を抱えていらっしゃいます。

しかし、その心配はありません。近年の看護師不足により、現在は潜在看護師さんの復職がしやすい環境が整い始めています。そこで、ママさん看護師や、ブランク期間のある看護師さんが復職しやすい職場の特徴をご紹介していきます。

復職支援制度のある病院

まずおすすめしたいのは、復職支援制度が整備されている病院。

2006年に俗にいう『7対1の入院基本料』導入後は、一定数以上の看護師を確保するようになっています。しかし、現状の看護師不足の状況では思うように採用が進んでいないのが現状。

そこで、今まで注目されていなかった潜在看護師にスポットライトが当てられています。55万人もいると言われている潜在看護師さん採用するためブランクがあっても復職しやすくするために、復職支援制度を導入し、潜在看護師さんが安心して入職できる体制を整えている病院が増加しています。

復職支援制度の内容

一言で、復職支援制度と言っても具体的にどのような研修が行われるのか、気になっている潜在看護師の方も多いでしょう。多くの病院で行われている復職支援制度の内容は以下になります。

<一般的な復職支援の研修内容>

  • 採血や点滴のルート確保方法
  • 感染管理
  • 電子カルテや医療機器の操作実践
  • 救急蘇生法(BLS)の確認(AEDを用いての実践)
  • 輸液ポンプ・シリンジポンプの実施手順の確認
  • 手洗い(手指衛生)の確認

これらの内容を、プリセプターから指導を受ける事ができます。
基本的な部分は、すべて研修やプリセプターによりフォローがありますので、看護技術についてはまったく心配する必要はありません。

ブランクが長い方や、看護技術に大きな不安を抱えている方はこういった復職支援制度が整った病院がオススメです。しっかりと研修制度が整っている病院は規模の大きな病院に多い傾向があります。実際にどの病院が復職支援制度を行っているか、自分で調べるのは難しいと思います。

おすすめなのは、『ナースではたらこ』や『マイナビ看護師』などの看護師向けの人材紹介会社を利用すること。無料で利用でき、自分専属のコンサルタントがついてくれるので、どんな些細なことでも相談に乗ってくれます。

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