志望動機 看護師3年目、4年目の転職

3年目、4年目の看護師の転職理由

近年では、看護師3年目、4年目での転職はそこまで珍しくなくなりましたが、やはり採用側として気になるのが前職を辞めた理由、つまり《転職の理由》です。

3年目、4年目ともなると、仕事もひと通り覚えこれからようやく一人前の看護師として頑張っていくタイミングになりますので、その段階で何で辞めることを決意したのか、その部分を訊かれます。

  • 職場の人間関係に悩んで辞めたのか
  • 看護師という仕事自体に何か不満を持っているのではないのか
  • 転職してもまたすぐに辞めてしまうのではないだろうか
  • 社会性でどこか不足している部分があるのではないだろうか

採用側としては、出来るだけ長い期間働いて欲しいので、上記のような事を警戒します。

不安は逆に積極的にピーアールして払拭しよう

3年目、4年目での転職の場合は、長く働けるか、社会性に問題がないかどうかを懸念事項として考えているため、自己PRは逆にこの部分を積極的にピーアールするようにしましょう。

1年目、2年目の転職志望理由でも、書きましたが、志望動機は前職の退職理由を元に組み立てていくと相手に伝えやすくなります。

ただ、退職理由は正直に書けばいいというものでもありません。

のページで、具体的な退職理由の事例を紹介していますので、こちらもも併せて参考にしてください。

看護師3年目、4年目の志望動機の例文・サンプル

3年間、同じ病院で外科病棟に勤務し医療の基礎を学んできた後に、循環器科でさらに専門の経年を積んできました。もっと自分の視野を広げたく、最新の医療設備が整っている貴院で自分のスキルアップをしていきたいと考え、貴院への転職を希望しました。貴院で、さらに経験を積み、患者さんの為にさらに自分の知識・スキルを向上させていきたい。

もともと、患者一人ひとりとじっくりと向き合っていきたいと考え、4年間、慢性期病院の心療内科で患者さんが一日でも早く社会復帰できるよう日々働いてきました。しかし、若いうちに看護師としてもっと幅広い経験を積んでいきたいと思い、今回急性期の病院への転職を決意しました。慢性期の経験も急性期の職務に活かし、さらに多くの患者さんに貢献していきたい。

3年、4年目の看護師さんの転職の場合は、ひと通りの経験・知識があるため、『さらにプラスアルファの知識・経験を身につけるために転職を決めた』、『今までの経験を元に、さらにレベルの高い経験をしたいので転職を決意した』など、前向きな志望動機が好まれます。

今までの自分の職務経歴を改めて見直し、一度自分の中で、今後の看護師としての目標を具体的に思い描いてみると、志望動機も組み立て易いでしょう。

志望動機に悩むようでしたら、一度、看護師の人材紹介会社に相談してみるのもおすすめ。専門のコンサルタントが丁寧にヒアリングをしてくれるので、自分では気づかなかった一面も見えてきます。

3年目、4年目の看護師さん向けに転職する際の注意事項をまとめています。こちらも、転職の際に参考にしてみてください。
3年目、4年目の看護師の転職の注意点はこちら