看護師業務の拡大検討 規制改革会議、49項目選定

安倍内閣の規制改革会議(議長=岡素之・住友商事相談役)は12日、看護師の業務範囲の拡大や労働者派遣制度の見直しなど49項目を検討対象として選んだ。今後、分野別のワーキンググループで具体的な検討に入り、年内にも順次、提言を出す方針だ。

看護師の業務範囲を広げる方向で検討するのは、医師を高度な治療に専念させることで、より多くの患者を診察できるようにするため。特に過疎地域で深刻化する医師不足の問題を和らげることが期待される。また、派遣労働の規制を簡素な仕組みに抜本的に改めたり、ダンスクラブについては規制対象を明確にしたりすることも検討する。

一方、同会議は、市販薬のインターネット販売の全面解禁を求める見解を公表したのにもかかわらず、ネット販売が制約される懸念があるとして、「過剰な規制を設け、国民の利便性が損なわれることがないようにする」ことを盛り込んだ意見を出した。

 

(参照サイト:朝日新聞デジタル

追記コメント|看護師の転職・復職サポート!ナース.jp

看護師の業務内容の拡大が検討されています。
現状で医師が行っている医療業務を看護師にも拡大とのことですが、どの程度の医療行為まで看護師に拡大されるかはまだ検討中とのことです。

医師不足も深刻ですが、看護師不足も同様に不足している中、看護師の業務が増えるのみということにならなければいいのですが。

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